きみのつくる煌めきが好きだった
あなたの魅せるいのちの儚さが
死ぬほど愛おしかった
この世界の切なさを心から愛していた
恐れながらも歌い続けるあなたが好きだった
最後に私を奪って欲しいの
人生のフィナーレをきみと飾りたいの
ひとつの孤独な旅路は場所を変え
再び始まる
この世界で生きた証として
私の魂に消えない跡をつけて欲しい
君の手で
きみの紡ぐ言葉と音が好きだった
あなたを魅せるいのちの力強さ
失くす痛みを知り恐れても
傷だらけになっても生きる事を選び続ける
あなたを死ぬほど愛している
あなたの生きる理由のひとつになりたかった
嘘でもいつか本当に変わる
その事をきみはよく知っていたね
人生のフィナーレを君と飾りたい
人生のフィナーレを君に飾って欲しい
名も無い私というひとりの舞台の幕引きを
きみにしてほしい
私の最後の願いはこれよ
最後の景色は君の瞳がいい
最後のぬくもりは君であってほしい
一番最後の最後、とっておきを君に
残しておいてもいいかい?
必ず受け取る必要はない
最後のさよならを君からもらいたい
最後のさよならを君にもらってほしい
ロマンスはいらないから
恋人の好きもいらない
ただ親愛の好きが欲しかった
きみにひとつだけ伝え忘れてることがある
生まれて生きる事を選び続けてくれて
ありがとう
きみに会えて本当によかった
あぁ伝わったかな
最期に私の息を取ってくれたらいいよ
それでぜんぶチャラにしてあげる
なんてね