おそらくすべて、ただひとえに、一人に宛てた手紙

落落として辰星の相望むが如し

さみしさを押し殺して

あなたはそのままで善いと

聲がする

わたしにだけ聞こえる聲

わたしだけが聞こえる風

あなたはメロディ

あなたはずっと、そうだった

あなたはずっと、傍らに居た

 


わたしの傍らに

 


あなたは横を通り過ぎていく

涙が溢れれば

わたしの頬を撫ぜていった

変わらない温度

あなたはいつも変わらない

変わらない感触 変わらない聲

変わらない感動

変わらない鼓動

変わらない質感

孤独

独白

 


嘘をつけば

すべて返ってくる

嘘をつくな嘘をつくな

状況をひっくり返すために

くだらない妄想はやめろ

発狂を繰り返すな

お前はお前のままでいい

お前はお前にしかなれない

それ以上でも以下でもない

ただ、お前自身になって

お前を生きろ

 


後世、

いまのお前にできることは

それに尽きる

嘘をつくな

真っ当にいけ

恒星が砕けてもやがて

いのちはめぐる

 


わたしを生きる

わたしにしかできない、

わたしだけのひかり

 

 

 

 


あなたは光

 


わたしの唄

 

 

 

ずっと聞いてきた、

わたしの鼓動

 

 

 

 


わたしよ

 

 

 

腹を括れ

たのしく生きろ

 

 

 

 


友よ、

お前はうつくしいよ